オフショアキャスティングロッドをショアで使う6つのメリットを紹介

ショアジギング

 ショアジギングやショアプラッキングにオフショアキャスティングロッドって使えるの??

今回は私がショアの青物ゲームにおいてあえてオフショアキャスティングロッド(以下オフショアロッド)を使用した際に感じたことやメリットを紹介していきます。この記事を読んでいただいて、皆さんの新たなロッド選びの選択肢として参考になれば幸いです。

オフショアロッドはショアで使えるのか?

結論からいうと…

しっかり使えます!!

ショアジギングロッドはショア専用なだけあって様々なメリットがあります。以前は私もショアジギングロッドをメインに使用していましたが、現在はショアの青物ゲームではほとんどオフショアロッドを使用しています。

そもそもショアジギングロッドとオフショアロッドとの違いは何なのかというところから解説いたします。

オフショアロッドとショアジギングロッドって何が違うの?

ロッドの長さ

ショアジギングロッドはショアから青物の回遊しているポイントまで遠投することが必要とされているため全長9.6~10.6ft(約2.9m~3.2m)と長めのロッドが一般的に多く販売されています。

一方オフショアロッドは船から沖合の青物が回遊しているポイントやナブラ(小魚が大型魚に追われ海面付近でバチャバチャしている状態)に接近してルアーを投げることが多いです。

そのため、全長7.0~8.8ft(約2.1m~2.6m)とショアジギングロッドに比べてやや短めのロッドが一般的に多く販売されています。

ロッドのパワー

オフショアロッドもショアジギングロッドもパワー表示によって柔らかいロッドから硬いロッドまでM,MH,H,XHなど様々なラインナップがあります。

ただ、同じパワー表記でもオフショアロッドのほうが重いルアーを投げることができロッドパワーも強くなっています。

例えば、オフショアロッドのパワー表示がMの場合、ショアジギングロッドのHクラスのパワーがあります。ロッドを購入する際は注意しましょう。

ロッドの重さ

ロッドの重さはロッドの長さやパワー、使用されている素材によって変わります。オフショアロッドとショアジギングロッドが同じくらいのパワーだった場合、重さはあまり変わりません。

しかし、実際に使用したときにわかる違いがあるため後ほど解説します。

オフショアロッドをショアで使用するメリット

さて、オフショアロッドとショアジギングロッドの違いを知ったところで、実際にオフショアロッドを使用するメリットについて解説します。

オフショアロッドを使用するとショアジギングロッドを使用した場合と比べて以下の6つのメリットが得られます。

  1. 取り回しが良い
  2. ショアジギングロッドに劣らない遠投性能
  3. 風が強い日でも投げやすい
  4. 背後に障害物があっても投げやすい
  5. 高級ロッドを購入しなくても大型ルアーを投げることができる
  6. フッキングがしっかりきまりやすい

1.取り回しが良い

オフショアロッドはショアジギングロッドと比べて長さが短めとなっています。これによりロッドの操作性が高いため、より細かいルアーの操作が可能となっています。

ちなみに先程ロッドの重さについて少し触れたので解説します。ロッドは重量だけではなくの長さによって握った際の重量感が変わってきます。シーバスロッド等はロッド自体が軽量なためわかりにくいですが、青物用ロッドは竿先までかなりの太さがありロッドが長いとやや重量感を感じます。

ショアジギングは一日中重量のあるジグやルアーを操作するハードな釣りなので、この重量感が後々疲労につながってきます。そこで長さの短めなオフショアロッドを使用することによってロッドパワーを保ちつつ疲れにくい釣りが可能です。

また、磯からショアジギングをする際は足元が不安定な中をロッドを持って移動しなければならず危険を伴います。特にファイト中に移動する際、長いロッドは移動中の取り回しが悪くバランスを崩しやすいため長さの短いオフショアロッドは機動性に優れています

2.ショアジギングロッドに劣らない遠投性能

ショアジギングロッドは長さが9.6~10.6ft(約2.9m~3.2m)あるため遠投性能に優れているといわれています。私も以前はショアジギングは飛ばしてなんぼだから長い竿が良い!と考えロングロッドを使っていました。しかし、オフショアロッドを使ってみてその考えは変わりました。

飛距離…ほとんど変わらん!

ロッド自体は短いため多少の飛距離の低下があるのかとも思ったのですが、ちゃんと飛びました。というかむしろロッドが短い分取り回しが良く投げやすいですね。しっかりルアーを飛ばしてくれます。

3.風が強い日でも投げやすい

せっかくの貴重な休みを使ってショアジギングに来たのに、爆風…

なんてことを今までに経験したことがある方も少なからずいらっしゃるかと思います。しかし、わざわざ何時間もかけて来てるのにあきらめて帰るわけにはいかない!

ロッドやライン、ルアーのサイズが大きいショアジギングでは基本投げる際の‘‘垂らし‘‘が長くなります。この‘‘垂らし‘‘が風にあおられて投げにくくなり、飛距離ダウンやライントラブルにつながることがあります。

この写真ではショアジギングロッドを使用しています。オフショアロッドはロッドが短い分この‘‘垂らし‘‘を短くとることができ、コンパクトにルアーを投げることができます。

4.背後に障害物があっても投げやすい

磯から青物を狙う場合、釣り人の足元や周りの地形が堤防とは変わってきます。釣り人がここのポイントから投げたいと思っていても、その背後に切り立った崖や大きい岩などの障害物があればその場所からルアーを投げることは難しくなってきます。

オフショアロッドは全長が短いためルアーを投げる際にショアジギングロッドほど後ろのスペースを必要としません。そのためルアーを投げる場所の選択肢を増やすことが可能となります。

5.高級ロッドを購入しなくても大型のルアーを投げることができる

青物ゲームでは夏のダツパターンやシイラパターンのようなサイズが20cmを超える大型ベイトのパターンに合わせるため、100gを超えるような大型のルアーを使用する場合があります。

このようなルアーを投げることが出来るロッドはもちろんショアジギングロッドにも沢山あるのですが、このクラスのロッドになってくると…

お値段が高い!(泣)

シマノのコルトスナイパーやダイワのショアスパルタンといった大手メーカーをはじめとして、大半のモデルが5.6万円を越えてきます。

私のような田舎のサラリーマンのお財布には少々厳しいものがあります。

オフショアロッドであれば、100gに対応対応しているロッドなら2万円台からでも販売されているためお財布にも優しくなっております。

また、将来オフショアキャスティングもやってみたいという方もいらっしゃるかと思いますが、ショアジギングロッドは船のルールで使用できないところが多いです。そこでオフショアロッドを購入しておけば、ショアとオフショア両方を一本のロッドで済ますこともできるというメリットもあります。

6.フッキングがしっかり決まりやすい

青物がジグにヒットした場合はそこまで心配はありませんがプラグにヒットした場合はしっかりフッキングを入れることでバラす可能性を減らすことが出来ます。

青物はほかの魚と比べてかなり泳ぐ力が強いため、それに負けないよう大型の太い針を使用します。その分フッキングにも力が必要になってくるのですが、基本的にロッドが短いほうがよりダイレクトに魚に対して力を伝えることが出来ます。

私もオフショアロッドを使うようになってから魚をバラすことが減りました。

青物がヒットするんだけど、よくバラしてしまうといった方にもオフショアロッドはおすすめです。

最後に

最後まで見ていただきありがとうございました。

いかがでしたでしょうか。この記事を見ていただいて皆さんのロッド選びの新たな選択肢として参考になっていただけたのなら幸いです。

今後も釣りや日常生活において役に立つ情報を発信していきます。よろしくお願いします。

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